ヒツジノハネです。
同棲生活を始めて早3年以上経ちました。
引っ越し当初は何かとやる事が多くて、つい忘れがちになります。
最近は、ご近所付き合いや挨拶は要らないというところがあったり、防犯上の理由から知られたくないという場合もあります。
しかし、アパートやマンションなどの集合住宅にしても、一軒家にしてもご近所付き合いが必要なケースもあるので引越し後の挨拶はやっておいて損はありません。
この記事では引っ越し時の挨拶をした方がいい理由をお伝えします。
合わせて
- 挨拶しに行く範囲
- 渡すものの相場
- 挨拶しに行く時間帯
なども書いていきます。
- 初めて同棲する方
- 挨拶しようかどうか迷っている方
参考にして頂けたら幸いです。
引っ越し時の挨拶はした方がいい理由
引っ越ししてきた人それぞれの暮らしというものがあり、皆生活のサイクルは違ってきます。
生活サイクルが違うものの、大きく2つに分ける事が出来ます。
結論から言うと、小さい子供がいるかいないかです。
ある程度大きくなった子供はある程度自制心というものがあるため、よほどの事がない限りOKでしょう。
小さい子供がいる方、いない方で分けて引っ越し時の挨拶をした方が良い理由は以下の通りです。
子供がいない方
1人暮らしの方(単身者など)や子供がいない夫婦など全体をさします。
引っ越し時に挨拶するメリットの主な理由は3つです。
- 騒音が出る場合もあるので、申し訳ないという誠意が示す事ができる。
- 災害時の場合、協力要請する事がいくらか可能になる場合がある。
- こんな人が住んでいるという安心感が生まれる。
女性の1人暮らしなどは防犯上知られたくないという方もいますので、一概には言えないところありますが、一般常識を持っている方とは思われるはずです。
詳しくは大家さんや不動産会社に住む前に問い合わせをした方がいいでしょう。
子供がいる場合(小さい子供)
子供がいない方と基本的には一緒になってしまいますが、小さい子供がいる場合は、自分たちがトラブルの原因となってしまう場合があります。
ここで挨拶をしておけば、よほどの事がない限り不愉快な思いを与え、管理会社や周りの方から苦情が来るという事が、いくらか緩和される可能性が高いです。
子供は泣くのが仕事だと思っている私ですが、実際にあった事を少しお話しさせて頂くと、私たちの隣に小さい子供がいるご家庭が2組いました。
1組目が私たちが引っ越し当初にいた方ですが、その方に挨拶に行った所、丁寧に「こちらも子供がいて騒がしい時もありますが・・・」という話しを聞いておくだけでも子供が騒がしい場合があるという意識が芽生えます。
確かに子供が騒いでいたり大きな音があったりとかして、ちょっとうるさいと思った事もあるかもしれませんが、事前にお話を聞いていたせいか、「まぁ仕方ないか」と思える自分がいました。
しばらくしてその方は引っ越されて行ったのですが、次に来た方は引っ越しの挨拶に来ない子連れ夫婦の方でした。(あとで知った事ですが)
その方達は引っ越しから現在に至るまで挨拶はありません。
最初は忙しいんだなと思っていたのですが、一向に挨拶に来ないのです。
しかも、朝〜晩まで子供の叫び声や大きな物音などの騒音がまぁまぁ大きい。
レベル的にはどちらもそれほど変わりはないのですが、挨拶に来た方と来ない方どちらが「まぁいいか」と思いやすいでしょうか。
挨拶に行く事によって隣近所に「まぁ、小さい子供もいるんだし仕方ないよね」と思ってもらえるようになりやすいです。
余計なトラブルが発生しにくいのであれば、多少の手間とお金をかけてでも、挨拶に行った方がいいでしょう。
引っ越しの挨拶の範囲はどこまでやればいいのか
ケースバイケースですが昔から言われている向こう三軒両隣という言葉を採用すればOKでしょう。
引用元–コトバンク
言葉が意味する範囲は一戸建てかアパート・マンションなどの集合住宅によって少し変わってきます。
一戸建ての場合
- 向かいの3軒
-
両隣(左右)の2軒
- 裏側に家がある場合は裏の1軒
言葉のまんまですね!
裏側にも家がある場合は6軒になります。意外と忘れそうになりますけど。
アパート・マンションなどの集合住宅の場合
- 両隣(左右)2軒
- 上下(真上・真下)2軒
両隣が1番顔をあわせる機会があるという事と、騒音では真上と真下にも迷惑がかかるので、合わせて4軒という解釈です。
大家さんが集合住宅にいる場合は、そちらも挨拶に行っておいた方がいいでしょう。
引っ越しのご挨拶に渡す品の相場
相場は500円〜1000円くらいです。
あまりに高額なものはかえって気を使わせてしまうので、避けたほうがいいでしょう。
品物にはのし紙をかけて渡しましょう。
一般的に[ご挨拶]を選べば問題はないかと思います。
分からなければ、店員さんに聞けば問題なくやってくれるはずです。
渡す物ですが
- お菓子
- タオル
- 洗剤やティッシュ箱などの消耗品
- 金券(QUOカード・Amazonギフト券など)
あくまでも相手に気をつかわせない物である事が肝心です。
私たちは洗剤を選びました。
引っ越しの挨拶として頂いた物はティッシュ箱やタオルなどがありましたよ。
引っ越しのご挨拶の時間帯
可能な限り引っ越し前日に済ませた方がいいのですが、それが出来ない場合もあります。
引っ越しした後になってしまう事もあるかもしれませんが、それでも挨拶はしておいた方がベターです。
一般的に9時〜18時くらいまでにご挨拶に伺いましょう。
どんなに遅くても20時までに済ませたいところです。
それ以降の時間帯になってしまうのであれば、休日などにまとめてご挨拶に行くという事も検討した方がいいと思います。
それでも留守のようであるなら、手紙とともにドアノブにかけておくという手もあります。
手紙には
- 部屋番号
- 苗字
- 引っ越しした日付
- 引っ越し当日の騒音のお詫びや今後の挨拶
これらの事を記入しておけばOKです。
実際にはそこまできちんと書く必要ない場合もありますが、最低でも部屋番号と苗字は書いておきましょう。
誰が引っ越ししてきたかわかるように、忘れずに書く事を渡す前に確認する事をお勧めします。
まとめ
人それぞれ生活パターンは違ってきますが、最低限のコミュニケーションは必要です。
何も高価なものを渡す必要はありません。
あって困らない生活必需品でいいです。
ちょっと大きなスーパーなら引っ越しのご挨拶の贈答品として置いてある所もあるので参考にしてみるものいいでしょう。
トラブルを回避やクレームを最小限に抑える事が出来るのであれば、それは投資です!
適度な距離を保ちつつ、ストレスの少ない生活が出来るように環境を作っていく事が大事です。
おしまいっ!
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